APRIL, 2002

April 19, 2002

 中本律子展、終了しました。

 体長120cmの白いウサギ型ぬいぐるみ状のオブジェ約50体のインスタレーションでした。

 基本的に、触ったりウサギの山に分け入ったりしていただいてかまわなかったので、

 お客さんの、とくに幼児・小学生は、興奮して大変でした。

 ウサギたちがほぼ彼らと同じサイズであるのが興奮の原因らしく、ウサギを投げたり積んだり、

 1時間ばかり笑ったり叫んだりし続けた結果、ほとんどの子供は、しまいに汗にまみれてヒーヒー言っていました。

 しかも、ときどき妙にくぐもった叫び声が聞こえてきたのは、どうやら何人かが生き埋めになっていたからのようです。

 まさかとは思うが「窒息死」が頭をよぎり、あ〜賠責保険に入っていてよかったと思ったのでした。

 子供の手荒な扱いにもめげずウサギたちは無事搬出されていきましたが、またどこかでご覧いただけることと思います。

 明日から、井上貴美子展が始まります。梱包紙を主体とする作品です。ぜひご高覧ください。

 さて、最近、初めて出会った何人かの方に「HP読んでます」と言っていただき、とても嬉しかったです。

 真実プライベートな日記というものは、中学3年間のどろどろした思春期にてまっとうしてしまいましたので、

 けっこう劇的にもかかわらず、私の人生には、記録らしい記録がありません。

 しいていえば、このコーナーが私に関する記録です。

 ホームページという、「私」のペンが、口が、頭が社会と直結してしまうメディアにおいて、

 他者をゆがめたり、小さな世界の討論が迷宮に入っていくのを避けたいと思ったために、

 結局、ここでは自分をネタにするというところに落ち着いているのです。

 場所柄、ギャラリーというところは、誰が何をした、何を言ったという話題の宝庫なのですが、

 やはり、それらの雑談や何気ない行為にも、著作権があります。当人以外が無断で流用することはいけないことなのです。

 というようなわけで、私は自分の身上に起こる出来事を頭に溜め込み、日々、お、これいけるわと、思想や技法をひねくっています。

 仕事のうえでも書く行為は不可欠なので、これを書くのは、事物や出来事のデッサンや構成という大切な訓練でもあります。

 忙しいとあとまわしになりますが、書き手としての腕をあげるべく努力しますので、引き続きお読みいただけると嬉しいです。

 しばしば字が小さくて読みづらいとのご指摘を受けますが、自尊心というか、単なる小心さというか、

 私的であるほど、声(字)を大に言いにくいものなのです。


 ▼April 17, 2002

 かれこれ1ヶ月も更新をさぼりました。

 かつてお知らせしたとおり、フィンランド往復を無事済ませて3月末には京都に戻っておりましたが、

 何せ、抱えた仕事たちが私の知らぬ間に肥大(満)しており、いつ寝るねんという状態が続いていますので(寝ていますが)、

 私の唯一の「癒し」であるこのコーナーにたどりつくことができなかったのです。

 言いたいことが山積みとなっていくのにこれが書けないので、口からこぼれ出る言葉が、日に日に下品で露骨になってまいります。

 独り言も多かったりして、薄気味悪いです、自分でも。

 さて、いろいろあった中から、またまた自衛隊ネタです。

 以前に何度もここで「自衛隊からの間違いファックス」について書きましたが、先日、また来ましたよ。

 末端では、このように機密漏えいが日常茶飯事だとというのに、な〜にが「有事3法案」であるか。

 あんまり馬鹿馬鹿しいので「京都地方連絡部」に電話しましたわ、私。

 いったい内閣府の通信システムはどうなっているのか、というようなことと、

 これまで間違いファックスは良識でもって細かくちぎって廃棄してきたが、今度ばかりは引き取りにきてほしい、ということなどを。

 ファックス内容の重要性の高い低いは別として、

 このゴタゴタの最中であるこそ「漏れている」ことへの危機感をもってほしかったからです。

 迷彩服のマッチョなゲイが来るかもっと期待したんですが、残念ながら、30分ほど後にやってきたのは日に焼けたネクタイのおじさんでした。

 そこそこ偉い人なのか、態度は非常に慇懃。しかし「もうしわけなかった」とくり返すばかりで、危機感はゼロでした。

 ファックスのボタンを押し間違えるような粗忽者がおる現状において、兵器のボタンって、ファックスのボタンよりでかいのかしら。
 
 この国は、いったいどこに神経を使ってるんだか、私にはよくわからなくなりました。

 なにより、うちはコピー&ファックス複合機だから、一枚受け取るのに8.5円+紙代かかるんです。

 国は、いろいろと切り詰めて未来を憂えている民間人の現状がわからんのか。

 とりあえず、紙返してね、いつか。お願いするなら小泉さんにか。

 さて、おじさんが帰ったあと、あることをメモしようと思って反古紙をみたら、

 廃棄したなんて、私も粗忽者で、

 半年前に自衛隊から来た「体育優技者選考基準について」という「業務連絡」でした。いいのかな〜、ほんとに。

 もしかしたら、このささいな事件を大きな問題としてとらえてもいいのかなと思ったりしますが、

 巨大で陰険な悪意と接触する羽目になりたくないというブレーキがかかってしまうのも事実です。

 ちなみに、私は、かつて警察の騎馬隊のムチも拾いました。これ落とすのもどうかと思うわね。

 そのムチは、「馬になってしばかれるのが趣味」という男性を幸せにしてあげるべきだと思い、友人のSM嬢にプレゼントしました。

 ただし、その後友人が廃業したので、何人が歓喜に打ちふるえたか、結局わからず仕舞いでございます。

 
 

  
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