2024年 展覧会・イベントスケジュール・プロジェクト
*展覧会  

鈴木昭男・宮北裕美 "初心 origin"
2024年3月20日(祝・水)〜4月4日(木)13〜19時
*3月31日明倫茶会「点音」(席主=鈴木昭男)に関連して、新作ほか、作品制作に関連する貴重な作品を展示します。


◎常設部の展示
鈴木昭男・宮北裕美 "初心 origin"と同時期、以下のアーティストの新・旧作品を多数展示、販売いたします。
井口真理子(絵画・Tシャツ)、岩田智代(写真)、上野友幸(ミクストメディア)、呉 夏枝(布・糸)、川尻 潤(陶)、衣川泰典(版画・ポスター・活動記録集)、日下部一司(写真)、現代美術二等兵(ミクストメディア)、近藤千晶(絵画)、酒井一貴(写真・作品集)、坂本優子(素描)、中村 敦(絵画)、西村勇人(写真)、唐仁原希(絵画)、松井智惠(素描)、松井利夫(陶)、マリアノ・チン(絵画)
山本晃久(金属)、リン・キサンビン(ミクストメディア)



西村勇人 "Mounds 2023-24" (写真)KG+参加展
2024年4月13日(土)〜28日(日)13〜19時 *最終日17時まで
休廊日 4月15日(月)・16日(火)・22日(月)・23日(火)

トークイベント=村野正景氏(京都文化博物館学芸員/考古学)×西村勇人
        4月20日(土) 18時30分〜20時、予約不要・先着20名
村野正景 Masakage Murano
1978年、静岡県生。九州大学比較社会文化学府卒業。エルサルバドル共和国文化庁考古課(青年海外協力隊)、九州大学文学部助教などを経て現職。他に公立小松大学次世代考古学研究センター特任准教授、京都外国語大学京都ラテンアメリカ研究所客員研究員等。専門はパブリック考古学、博物館学。
博物館学芸員として、考古学、アート、学校、近代建築、まちづくり等に関心を持ち、「アートと考古学展〜物の声を、土の声を聴け〜」、「京都の画家と考古学-太田喜二郎と濱田耕作-」、「京都府内の学校所蔵考古・歴史資料展」、「日本考古学の鼻祖 藤貞幹」、「辰野金吾没後100年 文博界隈の近代建築と地域事業」等を企画。考古資源の多様な価値創造を試みている。

  
このシリーズでは、現代人の暮らしの傍らで、それとは無関係に存在しつつ景色のなかで交ざり合う古墳に着目して、歳月の積層の上に生きる人間のありようを現出させることを試みる。古墳は十数世紀前に権力者の眠る墓として象徴性も持ちつつ築造されたが、現在に至る過程で尊厳を保持されないかたちで毀損され、または都市のうちに埋もれ静安を保てなくなっているものが少なくない。ごく近年に文化財としての価値が認識され保護・保全の対象となってきたが、すでに進んだ都市化のために家屋・公共施設や公共インフラなどとの間に緩衝もなく墳丘が残る景観は、時間も意識も大きく隔たる人間の営みが隣り合う奇異な相をなしている。(西村勇人)
This series is intended to find the way humans live on the layers of the ages, focusing on the ancient burial mounds (called Kofun in Japanese) that exist in the landscape while being irrelevant to the lives of modern people. The ancient burial mounds were built in East Asia, including Japan, as graves where persons in authority sleep a dozen centuries ago. There are many mounds that have been damaged in ways that do not preserve dignity, or are buried in cities and are unable to keep quiet in the urbanization in later generations, especially in modern times. Although the value as a cultural heritage has been recognized and has been the subject of protection and conservation in recent years, there is no buffer between the mounds and the houses, public facilities or public infrastructure due to the already advanced urbanization. The landscape has a strange aspect in which human activities are separated by time and consciousness.(Hayato Nishimura)

殖蓮村76号墳(群馬県伊勢崎市) Uehasu Village Tomb No.76(Isezaki city,Gunma pref.)


◎常設部の展示
西村勇人 "Mounds 2023-24" と同時期、川崎栄子"another story"(ピグメント印画法の写真)を特別展示。



酒井一貴 " new world "(写真)KG+参加展
2024年5月1日(水)〜12日(日)13〜19時 *最終日17時まで
休廊日 5月6日(月)・7日(火)

 写真を撮るために用意されているものは何もない場所に行って、そこで自分にとっての「写真」を探す。大阪の街を撮り始めたのは、昨年5月のこと。別に大阪らしさを求めたわけではない。都市と人のいる状況を客観する、そこに興味があった。
 ひたすら歩いて街と対話し、何かが見えたと思えば、手当たり次第にシャッターを切る。実際、写真との間に親密な関係さえ保てれば、天王寺から梅田までの距離も夢中で徘徊できたし、その道中には予期しない波風が起きたりもする。雑踏の中で途方に暮れ、目的を見失うこともある。そんな浮き沈みの最中、意図を超えた写真の「一枚」は、撮影する本人にも気づかない意外な瞬間に生まれているものだ。
そこから見えてきたのが、自分にとっての new world 。たぶん私は、力づくでは動かない何かを、私なりのやり方で動かそうとしているのだと思う。(酒井一貴)
I go to places where there is nothing prepared for taking pictures and look for the "photo" for me there.I started photographing the city of Osaka in May last year. There was no demand for something Osaka-like.The reason for this is my interest in objectively observing the situation of cities and people.
I walk all the way and interact with the city, and when I feel like I can see something, I randomly snap the shutter.In fact, as long as I maintain a close relationship with photography, I can wander the 7km distance from Tennoji to Umeda.Along the way, I may encounter unexpected events, or get lost in the crowd and lose sight of my purpose.While experiencing such ups and downs, at a certain moment that I didn't even realize, the unique “photo'' for me is born.
There I discover a new world for myself.Perhaps I am trying to move something in my own way, something that cannot be done by force.(Kazutaka Sakai)

「異なる存在」(2023) Differences between each(2023)


◎常設部の展示
酒井一貴 " new world "と同時期、川崎栄子"another story"(ピグメント印画法の写真)を特別展示。


常設部にて;
川崎栄子 " another story "
2024年4月13日(土)〜5月12日(日)13〜19時(最終日17時まで)
通りすがりの名もなき情景や役割を終えてしまったかのようなモノに向けてシャッターを切る。誰からも注目を浴びることなく、ひっそりと佇むそれらにも其々の物語があるのではないかと想像を巡らせる。
何気ない日常の片隅に存在し、次に通りがかったときにはもう出会えないかもしれないモノたちに目を向け、そこに流れていた時間と此れからに想いをよせる。
暗室で焼いたプリントに、“雑巾がけ”と呼ばれる1920〜30年頃に日本のアマチュア写真家の間で流行した古典技法を施して仕上げている。これもまた、埋もれていたことにもう一度光を当てて新たな物語を紡ぎたいという行為に他ならない。(川崎栄子)

*雑巾がけ・・・1920〜30年(大正末期〜昭和初期)頃、流行した日本独自のピグメント印画法。暗室で焼いたプリントにオイルを引き、その上に油絵具を塗って拭い落しながら調子を出していく技法。

ゼラチンシルバープリントに雑巾がけ/8×10インチ/バライタ印画紙



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