2023年 展覧会・イベントスケジュール・プロジェクト
*展覧会  

現代美術二等兵 「ギンギラギンにあてもなく」(同時開催:駄美術クリアランスセール)
part 1  2023年12月13日(水)〜17日(日)
      *初日(13日)のみ16〜19時
      *14日(木)〜17日(日)13〜19時
part 2  2024年1月9日(火)〜14日(日)
      *9日(火)〜13日(土)13〜19時
      *最終日(14日)のみ13〜17時

磨けば光るかも!と己の僅かな可能性を
あてもなく信じた時代も過ぎ去り
見せかけのメッキが剥げるのを恐れている間に三十数年。
今ではすっかり頭がハゲた現代美術二等兵が、
輝いて見えるものや、見た目まぶしいものに惹かれて作った
駄美術がさりげなく並びます。
更に、奥の部屋では思いつき系新作を数点展示。
そして更に過去作品の中でも、ちょっと微妙な駄美術を
お求めやすいセール価格で展示、販売します。
豪華2本立ての駄美術展、ぜひお運びください。(現代美術二等兵)

  
左から「光りもの2種」 「逆銀歯」 「銀シャリ3種」

駄美術クリアランスセール
「この先再展示が微妙な作品、作ってみたけど自分でも意味分からない作品、ハンパもの等やワケあり作品(現代美術二等兵談)」を大放出。
・展示即売。現金のみのお取り扱いとさせていただきます。
・お買い上げ作品は、そのままお持ち帰りいただけます。
・簡易包装とさせていただきますので、トートバッグや風呂敷等をご持参くださいますよう、よろしくお願いいたします。
・ご購入は先着順とさせていただきます。


常設部の冬季展示
part 1  2023年12月13日(水)〜17日(日)
      *初日(13日)のみ16〜19時
      *14日(木)〜17日(日)13〜19時
part 2  2024年1月9日(火)〜14日(日)
      *9日(火)〜13日(土)13〜19時
      *最終日(14日)のみ13〜17時

現代美術二等兵の展示と同時に、22人のアーティストの新・旧作品を多数展示、販売いたします。一部を除いて、オンラインショプでのお取り扱い作品もございます。

井口真理子(絵画・Tシャツ)
岩田智代(写真)
上野友幸(ミクストメディア)
小川しゅん一(写真・陶)
呉 夏枝(布・糸)
川尻 潤(陶)
衣川泰典(版画・ポスター・活動記録集)
日下部一司(写真)
近藤千晶(絵画)
酒井一貴(写真・作品集)
坂本優子(素描)
鈴木昭男(ドローイング・転写)
中村 敦(絵画)
西村勇人(写真)
唐仁原希(絵画)
松井智惠(素描)
松井利夫(陶)
マリアノ・チン(絵画)
宮北裕美(版画)
山本晃久(金属)
リン・キサンビン(ミクストメディア)



group show " opposite..."
2023年10月27日(金)〜11月5日(日)13~19時 終了しました
休廊日=10月31日(火) *30日(月)はオープンします。

時間の表裏、対極にある視線、光と影、身体と空間、時代の対比など、ギャラリーとゆかりのあるアーティストの代表的な旧作・新作で構成します。
サウンドインスタレーションやパフォーマンスで広く知られる鈴木昭男は、1970年代から現在につながる「記譜としての描画」(2023年作)。
1966年〜1969年に活動したComputer Technique Groupの創設者のひとりであり、現在もメディアアートの代表的作家である幸村眞佐男は、1968年に制作され、現在はシルクスクリーンプリントとしてのみ残るCTGの代表作"Cube Kennedy"。
陶芸家松井利夫は、弥生遺跡の水田底土を用い柱穴で雌型作成、野焼き・彩漆した器。
全7名の出展者は以下のとおりです。
Akio Suzuki 鈴木昭男 フロッタージュ・転写の平面作品
Atsushi Nakamura 中村 敦 絵具の化学変化を用いた絵画
Hiromi Miyakita 宮北裕美 クリップを身体に見立てた記譜(写真と版画)
Masao Kohmura 幸村眞佐男(CTG) シルクスクリーン
Nozomi Tojinbara 唐仁原希 油彩と(絵画としての)立体
Tomoyuki Ueno 上野友幸 写真・標本・小枝など身辺の素材によるミクストメディア
Toshio Matsui  松井利夫 陶器



鈴木昭男「まばたきの写真機_2」2023年・水彩紙にフロッタージュとカーボン紙による転写


吉田芙希子「常世の押し型」 Fukiko Yoshida / Traces of Eternity
2023年9月20日(水)〜10月9日(祝・月)13~19時 終了しました
休廊日=9月25日(月)・26日(火)・10月2日(月)・3日(火)・4日(水)

1988年生まれ、京都在住。京都市立芸術大学大学院で絵画を学び、修士号取得。
架空の「美しい」存在を創造し、その現世と常世の狭間への視線は、磁器のような質感を持つ精巧なレリーフとして現れます。
当ギャラリーでは初個展。
受賞に、滋賀県次世代文化賞(2017年)、 BIWAKO大賞展大賞(2015年)、NHK京都放送局長賞(琳派400年記念展 新鋭選抜展2015)、H.P.FRANCE 賞・シュウ・ウエムラ賞(アートアワードトーキョー丸の内2013)、大学院市長賞(2012年度京都市立芸術大学作品展)
作品は、京都市立芸術大学美術館、京都銀行、三菱地所(東京)に所蔵されている。 Born in 1988, lives and works in Kyoto. Fukiko Yoshida studied painting at the Kyoto City University of Arts Graduate School and received a master’ s degree. She creates fictitious “beautiful” beings and stares at the space between this world and the eternal world. They appear as elaborate reliefs that have the texture of porcelain. Her works are in the collections of Kyoto City University of Arts Museum, Bank of Kyoto, and Mitsubishi Estate (Tokyo).
C.V. 年譜はこちら(JP/EN)

(作者コメント)
この世ではない世界が壁の向こう側にある。
私はその壁に窓を描いて、むこうの世界を覗き見ている。
ふと「美しい人」があらわれ、脳裏に瞬間瞬間の姿が刻まれる。
否応なしに執着する自分にはうんざりする。

見たい欲望と対峙する恐怖心が拮抗する。
壁の向こうから「美しい人」の瞬間の像を引っ張る。
同時に完全な姿で現れることを拒絶し壁の中に留まらせようとする。
半分現れた姿は私にとって一番好ましい距離感を体現している。
まじまじと「美しい人」を眺めながら、永遠に目が合わないことの安楽にひたる。- 吉田芙希子

「面影のキメラ」(部分)
2023/34×22.5cm/FRP、サーフェイサー
"Vestiges as Chimera" (datail) FRP, finish paint



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